翻訳家になるために

 映像翻訳の仕事を見てみよう

ここでは、映像翻訳の仕事の流れや仕事の受け方、現状について、勉強していきましょう。

勉強期間、下積み期間の経済基盤の確保
翻訳者になろうと一念発起するとき、例えば翻訳や英語とまったく関係のない仕事についている場合、会社をやめてしまう人も多いようです。しかし今現在、会社勤めをしている場合は、簡単に仕事を辞めるのではなく、もう一度じっくりと考え直してください。それは翻訳家としてプロを目指すのならば、勉強する期間、下積みの期間に、必ず確かな経済基盤が必要となるからです。翻訳の勉強は、誰にとっても時間のかかるものです。例えば正社員ともなれば残業なども多く、両立が難しいこともあるかもしれませんが、プロへの門戸が開けるまでは「長期戦」であることを心得て、経済基盤を用意しましょう。
気になる収入は?
翻訳家として実際に仕事を行う場合、収入とはいったいどのくらいあるのでしょうか。実務翻訳の場合、原文の文字数などにもよりますが、英文和訳400字程度で1300〜2500円くらいが相場のようです。また、専門領域をきちんと持ち、確かで高い実力がある場合には、月収100万円という場合も。出版翻訳の場合は、本の定価の3〜8%が印税となり、それに実売部数、もしくは実売予想部数をかけた数字が印税収入となります。ただし、新人の場合は印税ではなく、原稿買い取りという形式が多いようです。映像翻訳の場合は、映画1本の翻訳料がおおよそ40万〜50万円。デジタル衛生放送などの分野では、1時間番組の翻訳が4万〜6万円という相場のようです。
フリーランスで働く場合
翻訳家としてプロで活躍する人のほとんどが、関連企業との自由契約と言われ、フリーランスの多い業界です。実は、翻訳という仕事は週末や連休などの休日に発注されることが多いようです。その理由としては、発注する会社が、週明けに納品物を受け取り、平日にその成果物を活用するというサイクルで動くことが多いためです。従って、他の人との週末や休日のスケジュール調整もままにならないのが現状です。また、翻訳家に限らず、独立して事業をしている人にとっては、たった1度だけでも仕事を断れば、その後のオファーは来なくなるものです。もしもの事態などに代役を立てられるような横の繋がりなども、プロとして仕事を続けていく上では必要になるようです。
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